確定申告をする必要がある人とは?

確定申告で必要となる所得税額の算出なども難しいものとなりますが,そもそも「確定申告をする必要がある人は誰か?」という点を明らかにしておく必要があります。

確定申告をする必要がある方は,「事業所得がある方」「不動産所得がある方」「株式などの配当所得がある方」「退職所得がある方」「株式や不動産などの譲渡所得がある方」などになります。

これ以外にも,山林所得・一時所得・雑所得がある方なども確定申告をする必要があります。

このように,確定申告をする必要がある人は誰か?という点に関しても,分かりにくくなっていると思いますが,サラリーマンの方の場合,給与所得以外に何らかの収入がある場合は,確定申告をする必要があるかも知れませんので注意する必要があります。

とくに,給与所得以外に,インターネットでの広告収入(アフィリエイト)がある場合や,インターネットオークションでの収入がある方も確定申告をする必要がありますので注意してください。

一般的に,給与所得者で副業による雑所得の所得金額が20万円以下の方は,申告をする必要がありませんが,例外も多数ありますので不安がある場合には,税理士などに確認してみることも必要になるかも知れません。

いずれにしても,確定申告をするべき方が,しなかった,ということにならないようにする必要があります。